商品カタログなどの配達に使われる郵便事業会社(日本郵便)の「ゆうメール」について、同じサービス名を先に商標登録したダイレクトメール(DM)発送会社「札幌メールサービス」(札幌市)が、名称の使用中止を求めて東京地裁に提訴していたことが5日、分かった。5月に第1回口頭弁論が開かれ、日本郵便側は争う姿勢を示した。
日本郵便のサービスは、2007年まで「冊子小包」という名称だった。重さ3キロ以内の印刷物やCD、DVDが対象で、手紙などの信書は扱わない。地域指定すれば、全戸配達も注文できる。
訴状などによると、札幌メール社は03年、「広告物の各戸配布など」の分野の商標として「ゆうメール」を特許庁に出願し、04年6月に登録された。
同社側は、日本郵便がDM、カタログなどの広告物を年間20億通以上扱い、商標権を侵害していると主張している。今後、損害賠償も請求する予定だ。
日本郵便(当時は日本郵政公社)も04年4月に出願したが、札幌メール社より遅かったため、同じ分野の登録は認められなかった。一方、別分野の「鉄道や車両による輸送など」では、同11月に商標登録を済ませた。
裁判では「荷物に広告物が含まれることはあるが、提供しているのは運送サービス。商標権侵害には当たらない」などと反論している。
郵便事業会社渉外広報部の話 訴訟が続いており、コメントは差し控える。
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厚生労働省は5月28日、医療保険の審査支払業務の効率化や質の向上を検討する「審査支払機関の在り方に関する検討会」(座長=森田朗・東大大学院法学政治学研究科教授)の第3回会合を開き、審査の実施体制について議論した。会合では、審査機関において、保険者推薦など三者で構成される審査委員会がどのように機能しているかなどについて、意見が交わされた。
現行制度で位置付けられる審査機関は、「社会保険診療報酬支払基金」(支払基金)と「国民健康保険団体連合会」(国保連)の2つで、保険者はいずれにも審査を委託できる。審査機関は保険者推薦、診療担当者推薦、学識経験者の三者から成る審査委員会において、全レセプトを合議により審査することになっている。
議論に先立ち、支払基金と国保連の審査業務の現状が報告された。この中で、国保連のレセプト取扱件数が、2008年度に始まった後期高齢者医療制度をきっかけに急増していることが明らかになった。これを受け、委員から「審査を合議でしているというのは誤解を生むのではないか」との問題提起があり、合議を前提としている現行制度が機能しているかどうかを議論した。全国健康保険協会理事の高橋直人委員は、「合議審査は建前で、新しいものをつくるなら、外からチェックが掛かるなどの仕組みにすべきだ」と提案した。
この日の会合では、レセプトを審査する「三者」の構成にも議論が及んだ。日本薬剤師会副会長の山本信夫委員が、「合議に薬剤師がいないというのは、専門家がいない中で決めているのではないか」と指摘。これに対し支払基金専務理事の足利聖治委員は、「非常勤で薬剤師を全支部に配置している」と答えた。
同検討会は次回会合を6月25日に開催し、これまで積み残したテーマと、審査の質の向上や査定率の差異などについて議論する予定だ。
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21日午後5時45分頃、神奈川県大和市上草柳の民家の1階階段で、この家に住む無職田中佐代子さん(67)が、首をつって死亡しているのを、帰宅した次男(39)が見つけ110番した。
大和署員が駆けつけたところ、2階では、長男利征さん(40)がうつぶせで死亡していた。首には、ひものようなもので絞められた跡があり、同署は、田中さんが利征さんを殺害後、自殺したとみて調べている。
同署幹部によると、1階居間のテーブルに田中さんが書いたとみられる遺書があり「ごめんなさい。これでしか解決できません。身も心も疲れました」などと記されていた。
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経済産業省は13日、青森県六ケ所村に計画中のプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料加工工場と、同県むつ市に計画中の使用済み核燃料中間貯蔵施設の事業を許可した。
国のエネルギー政策の柱である「核燃料サイクル」の中核的な施設。MOX燃料加工工場は日本原燃が、中間貯蔵施設はリサイクル燃料貯蔵(むつ市)が建設。5月中にも着工し15年の操業開始を目指す。
プルサーマル発電に使うMOX燃料加工工場は、隣接する使用済み核燃料再処理工場で抽出されたMOXの粉末を燃料ペレットにして、燃料集合体に加工する施設。これまでは海外の事業者に委託しており、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムの輸送費や安全確保に大きな負担がかかっていた。
加工工場が完成すれば、こうした負担が軽減されるほか、国内で核燃料サイクルが完全につながり、プルサーマル発電の拡大につながることが期待される。
一方、中間貯蔵施設では、東京電力と日本原子力発電の原発から出た使用済み核燃料を、日本原燃再処理工場で処理するまで、約50年間保管する。金属製保管容器を含む建設費は1千億円程度を見込む。7月に着工、12年の操業開始を予定している。
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店内でチェーンソーを振り回したとして、神戸北署は3日、神戸市北区花山東町、下岡正容疑者(60)を暴力行為等処罰法違反容疑で現行犯逮捕した。
発表によると、下岡容疑者は同日午後2時45分頃、自宅近くの「コープこうべコープミニ花山」で、男性店員(61)に向けて、チェーンソー(刃渡り約40センチ)のエンジンをかけ、振り回した疑い。
当時、店内には数人の客がいたが、無事。
下山容疑者は女性店長から「出て行きなさい」と一喝され、店外に出たところ、110番で駆けつけた同署員に取り押さえられた。
下山容疑者からは呼気1リットル中0・45ミリ・グラムのアルコール分が検出された。
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